エジプトのアレキサンドリア近郊にある失われた神殿・古代タプジリス・マグナ神殿(紀元前2世紀からローマ時代初期の間に破壊された神殿には、地下深くに高度なトンネルシステムが備わっています。)の壁のなかから、伝説的なエジプト女王クレオパトラ7世の顔が彫られていると思われる大理石の胸像が発見されました
胸像は、王冠をかぶった女性を描いた手のひらに収まるほど小さい白い大理石の像です
研究者の間では、クレオパトラかどうかは賛否が分かれています
今回の発掘調査で約350枚の硬貨が発見され、その多くにはクレオパトラ7世の肖像が描かれていました。
研究チームはこの調査で、ファラオだけが儀式の際に着用する特別な頭飾りであるネメスをかぶった王の石灰岩の胸像も発見していますが、この王が誰かは特定できていません
この財宝の山は「基礎埋蔵物」、つまりエジプト人が重要な建造物の建設を始める前に埋められた遺物の山であると考えられています。