蚊はどうやって暗闇で人間を見つけることができるのでしょうか?
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の研究者がついにこの疑問に答えました。
蚊には夜間に獲物を識別する超能力があることを証明したのです。
蚊は体温から出る赤外線 (IR) を見ることができます。この光により、蚊は獲物の位置を正確に特定し、攻撃することができるのです。
研究者らは、デング熱、黄熱病、ジカ熱の年間1億件以上の症例の原因となっているネッタイシマ蚊の能力を分析し、ネッタイシマ蚊が夜間に狩りをする際に赤外線を感知できることを発見し、その仕組みを解明しました。
研究では、蚊は最大 70 cm 離れたところから赤外線を見ることができました。
暗闇の中で蚊があなたを見つける為に、蚊は赤外線信号を感知するまで飛び回ります。そして、あなたを襲うのです。
研究者らはまた、ゆったりとしたポリエステルの衣服は赤外線が蚊に届くのを防ぐことができることも発見しました