イギリスでは、詐欺師が Apple の iCloud サービスを装い、被害者の写真を削除すると脅迫する新たな電子メール詐欺が出回っています。
これは、iPhoneユーザーから銀行情報を盗み出すという詐欺師の最新の手口です。
詐欺の手口
➀ iCloud のロゴが記載されてたメールが届きます
➁メールには「あなたの写真とビデオは削除されます。対処してください。」「iCloud スペースがないと、すべてのデータとファイルを iCloud サービスに保存できない可能性があります。」と記載されています。
➂メールには、iCloud ユーザーが支払いを怠った場合、その貴重な写真やストレージ内のその他すべてが自動的に削除されると警告しています。
④iCloud サービスの通常の支払い方法の有効期限が切れていると信じ込ませようとしています。
⑤このメールを信じたユーザーは、「詳細を更新」できるボタンに誘導されますが、これは策略です。
⑥このボタンを押すと偽の Web サイトに誘導され、そこで詐欺師がさらに別のリンクをクリックさせようとします。
この手口は、Appleが自社の多くのサービスの 1 つまとめさせようとするのを利用した詐欺です
「詐欺師は、Appleからのものであるかのように見えるメッセージやWebサイトへのリンクを送信することで、個人情報や財務情報を共有させようとすることがよくありますが、実際の目的はアカウント情報を盗むことです」「これらのメッセージからリンクされている Web サイトにアカウント情報を入力したり、Web サイトに含まれる添付ファイルをダウンロードしたり開いたりしないでください。」とAppleは声明で述べた。